特進Ⅰ・Ⅱコース

国公立大学と難関私立大学の現役合格に向けて、まずは基礎学力を確立します。
2年次からは希望と適性に応じて学びを深めていき、3年次には本格的な受験対策をスタート。
1・2年次の夏休みには、勉強の意識づけを目的とした3 泊4日の学習合宿を実施します。
特進Ⅰコースは入試成績により「αクラス(金光大阪中学校出身生と共に学ぶクラス)」と「βクラス」に分かれます。

  • 1年次
    授業と早朝・放課後講習で基礎学力を確立

    1年次、特進Ⅰ・Ⅱコースは共通カリキュラムのもと、英語・国語・数学を軸に、受験に必要な基礎学力の定着を図ります。必修の早朝講習と週4日は7 時限目までの授業で、充実のカリキュラムを実現。着実に学力を高めていくことができます。

  • 2年次
    2つのコースで、将来の希望と適性に応じた学びがスタート

    進路・成績に応じたコース選択を経て、より希望と適性に沿った学びがスタートします。特進Ⅰコースは2年次より文系と理系に分かれ、5教科入試の国公立受験型および難関私立大学に対応した学びを展開。特進Ⅱコースは文系3教科入試の私立大学受験型に対応した学びを進め、科目選択で効率よく学力を伸ばします。

  • 3年次
    一人ひとりの目標達成に向けて学力強化を徹底サポート

    本格的な受験勉強がスタートする3 年次。特進Ⅰコースでは国公立大学および難関私立大学対策に取り組みます。特進Ⅱコースでは志望校に応じた科目選択を行い、ポイントを絞って学力強化を加速。さらに、習熟度別グループを編成し、少人数制の特別講座(GL)を実施します。

大塚先生
毎日、吹奏楽部の練習に励んでいますね。
伊豆さん
トランペットを吹く時が、一番、自分らしくいられるなと感じます。吹奏楽は団体で取り組むものなので、自然と、周囲を見て行動することができるようになりました。両立は大変ですが、部活動があるからこそ、勉強も頑張ろうと思えます。
大塚先生
忙しい分、授業を大事にしているんだね。
伊豆さん
勉強と吹奏楽を両立したいと思って金光大阪を選んだので、当初から意欲はあったんです。ただ、何をすればいいのか分からなくて、1年生の間はあまり勉強していませんでした。先生はその場で、公務員を目指す上で有利な学部、その学部で定評のある大学などを教えてくださいました。そこから自分でも調べ、心から「行きたい!」と思える大学を見つけることができたんです。
大塚先生
2年生になってからは一人で抱え込まず、周囲にいろいろ聞くようになったかな。
伊豆さん
勉強方法や分からないところについて、各教科の先生や友人に相談するようになりました。皆が勉強に力を入れ始めたのを見て、「私もやらなければ」と思ったことがきっかけです。
大塚先生
スムーズに取り組めるようになった?
伊豆さん
はい。まず、必ず1日1時間は机に向かうと決めました。英語や現代文の長文を読むのが苦手だったのですが、小テスト対策や復習に取り組むうちに、すっと読めるようになって、考える力もアップしたかなと感じています。
大塚先生
つい最近、目標も明確になったね。
伊豆さん
やりたいことがなかなか見つからなかったものの、自分で進路を決めたいという思いがありました。三者面談の時、先生に見守ってほしいとお願いしたのも、そのためです。じっくり考えた結果、吹奏楽部の強豪と、オーケストラに挑戦できる大学、2つに絞り込むことができました。
大塚先生
じゃあ、これからが本番。今の課題は?
伊豆さん
あまり伸びていない現代文です。読解力を磨くことに力を入れたいと考えています。
大塚先生
部活動も最後の年だね。目標は?
伊豆さん
府大会出場です。昨年は地区大会までしか進めなかったので、基礎を徹底して、ぜひ実現させたいと思っています。
大塚先生
勉強も基礎が大事。背伸びしすぎることなく、目の前にある課題を一つひとつクリアすることで、着実に目標に近づけるはず。現代文の読解力という具体的な課題を設定できていることは、とても良いことだと思います。部活動とのバランスを大切にして、頑張ってください