海外体験・留学制度

全員が参加するカナダへの修学旅行に加えて、希望者対象の長期留学や語学研修を実施。現地での交流や体験を通じて、授業で培った英語力とコミュニケーション能力を伸ばします。

カナダ修学旅行

2年次の7月に実施。机上の学習で終わらせるのではなく、実践することを第一の目的としています。冬季オリンピックの会場となったバンクーバーのほか、ウィスラー、ブリティッシュコロンビア州の州都ヴィクトリアなどを訪問。現地学生との交流を楽しんだり、カナダの大自然や町並みを満喫したりと、多彩な体験を通じて、高校時代の素晴らしい思い出をつくるとともに、目指す将来への意欲を高めます。

体験者
の声

自分の英語が伝わる喜びを実感。
学ぶ意欲が高まりました

一番印象に残っているのは、ヴィクトリアを案内してくれた現地の学生との交流です。英語は得意なほうではないですし、今まで外国人の方とコミュニケーションを図る機会もあまりなかった私ですが、「スポーツはやってる?」と聞かれて、「バレーボールをやっています」と伝えられた時にはうれしかったです。英語を話せることの楽しさを体感できたことで、英語に対する苦手意識が和らぎ、英語を学ぶことに対するモチベーションも高まりました。将来の目標は、消防士になること。外国人観光客が増えていることもあり、外国人の方の救助にあたるケースも少なくないのではないかと考えています。その際にも日本人の方と同様に対応できるよう、スピーキング力、リスニング力を鍛えることが目下の目標。授業を大切にすることで、受験に求められる英語力はもちろん、コミュニケーションツールとするための英語力も鍛えていきたいと考えています。

オーストラリア海外語学研修

1 1日間のプログラム。ホームステイ先でのコミュニケーションは、授業で培った英語力を試す絶好の機会となります。短期間でありながら、生活をともにするなかで徐々に英語に慣れ、リスニング力もアップ。帰国の数日前には意思疎通ができるようになる生徒も少なくありません。英語への興味や、英語学習に対するモチベーションを高めながら、国際的視野を広げ、見識を深めます。

体験者
の声

交流を通じて、
英語に対する自信と学ぶ意欲がアップ

異文化の地で海外の人々と話してみたいと思い、参加を決めました。
現地校の案内役を務めてくれるバディと呼ばれる生徒やホストファミリーと接するなかで実感したのは、つたない英語でも、伝えたいという思いがあれば一所懸命聞き取ろうとしてくれるということ。それを知ってからは自分から話しかけるようになり、何とか会話のキャッチボールができるところまで上達しました。
自分の英語力に少し自信を持てるようになったことが最大の収穫です。
帰国後は、洋画を日本語吹き替えなしで観たり、英語によるインタビューを視聴したりと、英語に触れるひとときを楽しむようになりました。
カナダ修学旅行ではもっとスムーズに交流を図れるよう、授業を通じて、コミュニケーション能力を磨いていきたいと思っています。

ニュージーランド・カナダ海外長期留学

1年生、2年生を対象としたプログラム。中学3年間で培った語学力と経験を生かしつつ、さらなるレベルアップを図るとともに、自立心・自律心を養うことを目的としています。1年間にわたってホームステイをしながら、現地の一般高校の通常授業に参加し、各教科を英語で学ぶという本格的な留学。精神力や問題解決能力など、国際社会で活躍するうえで不可欠な生きる力を身につけることができます。

体験者
の声

自ら行動する姿勢を持つことの
大切さを実感することができました

中学生の時から洋画を観て鍛えてきたリスニング力のレベルアップを目指し、長期留学を希望しました。最初の1ヶ月は、緊張で初歩的な英語すら出てこないし、思うように聞き取りもできなくて、ホームステイ先での生活はかなり辛かったです。ただ、現地の学校ではすぐに仲の良い友達ができたので、徐々に慣れ、ホストファミリーとも話せるようになっていきました。それでも受け身になりがちだった自分が大きく変わるきっかけとなったのは、半年ほど経った頃、日本の他校からの留学生が言ってくれた「ぼんやりと日常を送っていたら、すぐに終わってしまうよ」という言葉です。そこから友達に頼らず、どんどん話しかけるスタンスに切り替えたことで、「一人で暮らせる」と思えるほどにスピーキング力、リスニング力に自信を持てるようになり、帰国後のGTECではリスニングのスコアが倍近くにアップ。人見知りするタイプでしたが、積極的にコミュニケーションを図る姿勢も身につきました。そして最大の収穫は、洋画の字幕や吹き替えの翻訳に携わるという夢を見つけたことです。目下の目標は、苦手な国語を克服すること。先生の個別指導を支えに、外国語学部への合格を目指します。